燻製

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燻製作り

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燻製作り



 パパは自分の家で釣った魚や買ってきた食材で燻製を作って楽しんでいます。
 ここでは燻製の種類と作り方を紹介します。

 燻製には鍋や小型のスモーカーで短時間で作りアツアツが美味しいものから、
 完成に10日以上かかる燻製まで様々な種類があります。

 燻製作りには待つということが大切でジックリと時間をかけて作り上げないとウマクはいきません。
 せかせかと慌ただしい毎日を生きる現代人にとって
 昔ながらの保存方法である燻製作りを楽しむことは貴重で新鮮な時間にも思えます。
 また、作った燻製は酒の肴や食卓に並ぶおかずとしてもとてもおいしくその価値は高いものです。

 自分で釣ってきたニジマスを美味しく食べるには一番にいい料理方法は何かと
 料理の本を読んで燻製を知ったのがきっかけで、
 苦労して初めて作ったニジマスの燻製がとても美味しかったのが
 燻製作りにはまったきっかけとなり、
 それからは燻製作りの専門の本を買ってきて
 以来色々な燻製を作ってその自作燻製の虜となってしまいました。

 燻製作りには道具が必要でスモーカー、スモークチップ、スモークウッド、熱源、温度計、はけ
 などの道具を揃えないと燻製は作れません。
 しかし、これだけの道具を揃えてでも価値があると思えるのが燻製作りなのです。

 燻製作りの基本手順

塩漬け(漬け込み)
 食材に塩つけをしながら保存性を高める。
 濃い塩分を均等に食材にしみこませることで
 雑菌の繁殖を抑える。
 「ピックル法」と「ソミール法」がある。
塩抜き
 保存性や色合いを良く仕上げるために、
 濃い目の塩加減に長く漬け込み、
 再び時間をかけて塩ぬきすることが必要。
 流水で塩ぬきをすると短時間で確実に塩をぬくことができる。

乾燥
 保存性を高めるためと、燻煙のノリを良くして仕上がりの
 色をきれいにする目的がある。
 外気温が低い時には日陰で外気にさらす。
 外気温が高い時は冷蔵庫で乾燥させるのがベスト。
 屋外の場合は1〜2時間、冷蔵庫の場合は12〜24時間が
 目安で表面が乾いていればOK。 

燻煙
 食材に香りをつけて美味しさを引き出し、
 すばらしい保存効果を与える。
 燻煙に含まれる有機化合物が食材の中に浸透し、
 雑菌の繁殖を食い止め同時に雑菌の進入も食い止める。
 
 
熟成
 最低でも2〜3時間、だいたい1晩以上の熟成が必要。
 熟成させると燻臭さが抜けて、まろやかで上品な味わいになる。



 塩漬けの種類
 
 ピックル法〜リキュールの入った味に深みがあるピックル液に漬け込む方法。

 ピックル液の作り方

 材料  水1.5?・天然塩400g・三温糖50g・しょう油70cc
      ウィスキー30cc・好みのハーブやスパイスを適宜

 1 ウィスキー以外の材料を大きな鍋に入れ火にかけ、沸騰させる。

 2 鍋の中味が沸いたら、火を弱火にして20分ほど煮る。出てきたアクを丁寧にすくい取る。

 3 20分煮たら、火を止めてウィスキーを加えて好みのスパイスやハーブを加え
   鍋の温度が下がったら出来上がり。 
 

 ソミール法〜10〜15%の濃度の食塩水にハーブとコショウを混ぜたソミール液に漬け込む方法。

 ソミール液の作り方

 材料  水1?・天然塩100g・ブーケガルニ1束・黒コショウを小さじ1

 1 分量の水と塩を鍋に入れる。

 2 鍋の塩水を沸騰させる。

 3 沸騰したら火を止めて、ブーケガルニと黒コショウをいれ、5分ほど煮込む。

 4 火を止め冷めるまで待ってからブーケガルニを取り出してできあがり。

 

 ハーブとスパイス

オレガノ  
 クセが強くイタリア料理に欠かせないスパイス。
 トマトやチリペッパーとの相性が抜群。

ベイリーブス
 レモンやクローブに似た甘い香りが特徴。香りづけと臭みとりの効果がある。

 
ナツメグ  
 肉料理にはかかせない。
 スープ、ドーナツ、ジャムなどの調味料としてよく使用され、
 カレー粉やソースの原料として有名。

バジル
 スウィートバジル、バジリコとも呼ばれる。
 ハーブの王様と呼ばれトマトとの相性は抜群。

タイム
 さわやかな香りとほろ苦さ、刺激的な辛味が特徴。
 におい消しの作用が高くソーセージ、ローストビーフなどと相性が良い。

フェンネル
 魚のハーブの代表。臭みを取り殺菌効果も抜群。 

クローブ  
 バニラのような甘い香りが強い。
 肉の臭みを取る効果があり肉の燻製にはかかせない。

マジョラム
 肉のハーブと呼ばれ、オレガノ、タイムに似た甘い香りがある。
 バジル、オレガノと一緒に使うのが良い。

ローズマリー  
 甘い香りとほろ苦さがある。肉や魚の臭み消しに有効。

黒コショウ
 辛味が強いのが特徴。ほとんどの燻製に使うなくてはならないスパイス。

白コショウ
 辛味は弱いが香りが高い。防腐効果がある。



 燻製の種類 

 燻製には3つの種類があります。「冷燻法」「温燻法」「熱燻法」という方法ですが、
 それぞれに適した素材や目的があり、燻する温度の高低で分けられています。

冷燻法
 スモーカーの庫内の温度を30℃位に保ち、長時間燻煙する方法です。
 比較的長時間の保存が効く燻製を作る方法。

 
温燻法
 60〜70℃で比較的短時間に燻煙します。
 これは季節を問わずに作れる手軽な燻製法です。冷燻に比べ保存性は低い。

熱燻法
 100℃位の高温で短時間に燻煙します。
 時間は短いので手軽ですが、本来の燻製というより、
 焼くのと香り付けを一緒にやるという、調理法と考えたほうが良いと思います。
 保存性は低い。



 スモークチップとスモークウッド

 煙を出す燻煙材は一般的には広葉樹が用いられます。
 そして、木の種類によって香り、味、色付きが異なります。
 一般的には下のような特徴があり、好みによって使い分けます。
 また、形状によって大きく二つに分かれます。

スモークチップ
 木を細かいチップ状にしたもので、
 炭などの熱源の上に乗せて煙を出します。
 初心者には少し使い辛いかもしれません。

スモークウッド
 木を微粒子化し、棒状に固めた物です。
 これは線香のように点火して煙りが出始めれば、一定の量 で煙が出ます。
 1本でだいたい5〜6時間ですから、
 例えば2時間燻煙したい場合は3分の1に折って使います。
 これは初心者でも使いやすいタイプです。


 チップとウッドの種類

クルミ
 癖のない香りで肉類、魚類など幅広く合います。

サクラ
 日本ではもっとも一般的。クセもなく、どんな食材にも合います。

リンゴ
 比較的甘い香りで淡泊なチキン、白身魚に合います。
 まろやかで上品な感じに仕上がります。

ブナ
 魚介類をマイルドな味に仕上げたい時に使います。

ナラ
 色付きが大変良く、魚介類に合います。

ヒッコリー
 欧米で最もポピュラー、
 香りも良くオールマイティ で香り高く仕上げたい燻製に適しています。



 スモークチップの使い方

 チップを燃えない容器に入れて、小型バーナーなどの熱源を使って焦がして煙を出す。
 熱源が強すぎるとチップが燃えてしまう恐れがあるので注意しましょう。
 目安としてチップ500gで2時間の燻煙処理ができます。
 熱燻と温燻に適していて、他のチップとブレンドして楽しめるのも特徴。


 燻製レシピ

 ササミの燻製

 材料 鶏ササミ・・・・・・・・10〜15本
     ハーブオイル・・・・・・・・適宜
     マリネ液の材料
       塩・・・・・・・・・・・大さじ1
       三温糖・・・・・・・・・大さじ1
       黒コショウ・・・・・・・小さじ1
       ローズマリー・・・・・小さじ1/4
       マジョラム・・・・・・・小さじ1
       ニンニク・・・・・・・・・・2片
       白ワイン・・・・・・・・・ 50cc

  ササミの筋を取り除く
   マリネ液を作る。ニンニクをスライスして全ての材料を合わせる。
   ジップロックにササミとマリネ液を入れて冷蔵庫で12時間寝かせる

  軽く流水で洗う
 
  水気を拭き取り、1〜2時間日陰で乾燥させる。

  表面にハーブオイルを塗る。

  約100度を保つようにし、20〜30分でササミが色づけば完成

 6 一晩置いて熟成させたら美味しくなります。


 ニジマスの燻製

 材料 ニジマス・・・・・・・・・・・3尾
     塩・・・・・・・・・・・・大さじ3
     ローズマリー・・・・・・小さじ1/2
     ハーブオイル・・・・・・・・ 適宜
 漬け込み液の材料
     ソミール液・・・・・・・・200t
     白ワイン・・・・・・・・・100t
     黒コショウ・・・・・・小さじ1/2
     ニンニク・・・・・・・・・・1片
     オレンジ・・・・・・・・・1/2個

  ニジマスに塩をすり込み、表面のヌメリを取る。
   ワタとエラを取り除きキレイに洗っておく。
   ニンニクとオレンジは薄切りにして、他の漬け込み液の材料とともに
   ジップロックなどの密閉容器に混ぜて入れておきます。

  ニジマスの腹にローズマリーを少々入れ、1の漬け込み液に入れ、
   空気を抜き密閉して冷蔵庫で一晩寝かせます。

  漬け込み液から取り出したニジマスを、
   流水で洗い水道を少し出しながら3時間程度塩ぬきします。

  ペーパータオルで水気を拭き取り、
   1日陰干ししてニジマスが少し縮んで小さくなったら、表面にハーブオイルを塗ります。

  60〜70度の温燻で2時間燻煙したら取り出し、
   一晩外気にさらし熟成させたら出来上がりです。  



 燻製の材料

 燻製の素材は手軽なチーズやナッツ、玉 子、魚の干物などから
 チキン、ハム、ベーコン、マスなどの魚までなんでも燻製にすることができるのです。
 燻製作りはやってみると、思ったより簡単でおいしいです。
 ぜひあなたも燻製作りに挑戦してみてください。

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